■ 岩井の清水
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岩井の清水は、流紋岩層から噴出する被圧地下水で、「ふくしまの水の30選・ふるさとの泉」に数えられている。 源義家が弓の矢で岩をついたところ、そこから清水がこんこんと湧きでたという伝説をもつ。 平安時代から名泉として京の都の人々に名水として知れわたっており、歌にも詠まれている。 「てなれつつすすむいは井のあやめぐさけふはまくらにまたやむすばん」(前中納言定家卿・未木和歌抄巻第16)などが有名。 また、平安時代中期の歌人曽根好忠がこの清水について「美草生し あさかのいは井 夏くれば たふさをひちて 結びあぐるかも」と詠んでおり、清水の近くにはこの歌の歌碑があります。
所在地 :本宮市青田字岩井64 |